レンタル製品の初期化など、グループ以外にも提供拡大目指す
NTTロジスコは7月1日、環境配慮型サービスの展開の一環として進めている3Re(Reuse、Repair、Recycle)サービス(3Reサービス)の推進強化を目的として、ICT事業本部の内部組織「環境ビジネス推進室」を同日付で新設したと発表した。
3Reは「Reuse(製品の回収再生作業)」「Repair(製品の修理手配)」「Recycle(エネルギー源としての有効利用)」の3種類で構成。NTTグループ企業などのレンタル通信機器のリファビッシュサービス(回収再生サービス)を中心に提供している。
増加するサブスクリプション型ビジネスモデルのニーズに対応するため、環境ビジネス推進室を中心となり、NTTグループ以外の顧客にもサービス提供を広げていくことを目指す。
新組織はレンタル製品の初期化、正常動作確認、クリーニング、キッティング作業、梱包、配送、修理、リサイクルサービスの提供、廃棄サポートなどを想定。環境ビジネスに注力したパートナー企業とも連携した新たなサービスの開発・提供も想定している。
3Reサービスの概要(IT機器レンタル製品の場合)(NTTロジスコ提供)
(藤原秀行)