これまでの名古屋から変更、利便性向上図る
セイノーロジックスは6月27日、米マイアミ向けのダイレクト海上混載サービスに関し、新たに横浜で危険品の受け付けを7月から順次開始すると発表した。
これまで、CFS(コンテナフレイトステーション)で荷受けした顧客の貨物を名古屋で集約、名古屋港から積み込んでいたため、関東では危険品の受託ができなかった。
サービス内容を見直し船積み港を横浜に変更。利便性を高めることにした。
マイアミ経由でカリブ海や中南米に向かうルートでも、危険品小口貨物の輸送に対応する。
新たなサービスは7月13日に横浜を出るCMA CGMのアジア~北米東岸航路のコンテナ船でスタートする。CFSカットは神戸と名古屋が7月5日、横浜と東京が7月9日、群馬・太田は7月3日。トランジットタイムはマイアミ着まで29日間を計画している。
受託可能な危険品はIMDG(国際海上危険物規定)のクラス3(引火性液体)、6-1(毒物)、8(腐食性物質)、9(その他有害性物質)の4種。
(藤原秀行)