山陽線の新山口駅構内で貨物列車脱線、復旧のめど立たず(7月24日午後7時現在)

山陽線の新山口駅構内で貨物列車脱線、復旧のめど立たず(7月24日午後7時現在)

けが人はなし

7月24日午後12時半ごろ、山口市のJR山陽線・新山口駅構内で、JR貨物の貨物列車車両の一部が脱線した。

事故の影響で山陽線が徳山駅~厚東駅間で運転を取りやめ、山口線も新山口駅~益田駅間で運転をストップした。

同日午後7時現在、まだ復旧しておらず、復旧時期の具体的なめどは立っていない。けが人は出ておらず、貨物にも被害はなかったもよう。

JR西日本によれば、事故の影響で7月25日は山陽線の大道駅~厚東駅間で終日運転を見合わせるほか、山口線の新山口駅~益田駅間も始発列車から運転を見合わせる。

JR貨物によると、事故が起きたのは福岡貨物ターミナル駅から東京貨物ターミナル駅に向かっていた第2054列車で、機関車がコンテナ貨車23両を牽引していた。

新山口駅構内の上り線を通過中、運転士が異音を認め、緊急停止させた上で列車を確認したところ、機関車の6車軸のうち1つの車軸が脱線しているのを見つけた。原因は調査中で、運輸安全委員会が事故現場の保全命令を出している。

(藤原秀行)

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