23区内にデポ新設し配送カバー、将来はビッグデータを物流施設立地選定に活用も
プロロジスは5月29日、スタートアップ企業でクラウドサービスを活用した荷物とトラックドライバーのマッチングを手掛けるウィルポートと、ラストワンマイルの物流支援で業務提携したと発表した。
ウィルポートは東京23区内やその近郊に数百坪規模の物流デポ3拠点を展開、物流業務を行っている。プロロジスが拠点拡大で協力し、第1弾として6月中に6拠点を新設。将来は23区内で25坪程度の配送ステーションを複数箇所設け、23区全体のラストワンマイル物流をくまなくカバーできるようにすることを視野に入れている。
一方、プロロジスの物流施設を利用している企業の配送を、ウィルポートが優先的に請け負い、業務効率化を支援する。
プロロジスは業務提携を通じて得た配送に関するビッグデータを都心部の物流施設開発における用地選定などに反映させていきたい考え。
ウィルポートの事業スキーム(プロロジスプレスリリースより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)