ファクス月1500枚もゼロに、生産性向上
Hacobuは7月31日、鴻池運輸の東日本支店「国立流通センター」（東京都国立市）が、Hacobuの配送案件管理サービス「MOVO Vista （ムーボ・ヴィスタ）」を導入し、配車業務に要する時間を1日当たり50％削減することに成功したと発表した。
同センターは1日に40〜50件の配送手配が発生。この業務を1人の配車担当者に依存していたため、業務時間が長くなる傾向が続いており、システム導入の必要性を感じていた。
そこで、2024年度の支店方針「自動化・省人化・効率化を取り入れた生産性の向上」に向けた取り組みの一環として、MOVO Vista導入に踏み切った。
エクセルへの入力作業や依頼書作成・更新、ファクス送受信などの事務作業が不要になった上、配車担当者は車両の采配業務に専念し、空いた時間を他の業務に充てることができるようになった。
また、配送手配におけるファクス送受信が1カ月当たり約1500枚からゼロに削減。ペーパーレスを実現した。依頼先協力会社の配車担当者もファクスの送受信が不要となり、パソコン1台があればどこからでも依頼に対応できる環境を整えた。
（藤原秀行）※いずれもHacobu提供
