同県で初プロジェクト、事業規模200億円を計画
大和ハウス工業は5月30日、長野県千曲市で物流産業団地「Dプロジェクト長野千曲」を開発すると発表した。
開発面積は約14・4ヘクタールと東京ドーム約3個分に相当し、5区画に分割して造成していく予定。事業規模は用地と建物を合わせて約200億円を見込む。造成工事の完了は2020年5月、物流施設など建物の工事開始は20年6月となる見通し。
「Dプロジェクト長野千曲」のイメージ(大和ハウス工業提供)
同社が長野県で産業団地を手掛けるのは初めて。千曲市と連携してプロジェクトを推進する。企業を誘致し、物流施設や生産設備などの建設を受け付ける。
「Dプロジェクト長野千曲」は同市北部に位置し、上信越道と長野道を結ぶ更埴JCTに近接、更埴ICからは約1・7キロメートル。同社は「長野県内はもとより、首都圏や中部圏へのアクセスに優れ、物流や産業集約拠点として最適な立地。物流エリアの広域化・複雑化が進む中で、テナント企業のニーズに応えられる」とアピールしている。
(藤原秀行)