LIGO、運送会社と荷主をダイレクトにつなぐマッチングメディア「ハコプロ」の運営開始

LIGO、運送会社と荷主をダイレクトにつなぐマッチングメディア「ハコプロ」の運営開始

「ドライバー名鑑」も整備

運送業に特化した採用支援サービスを手掛けるLIGO(リーゴ)は8月20日、運送会社と荷主企業をマッチングする運送会社紹介メディア「ハコプロ」の運営を開始したと発表した。

これまで、2次請負や3次請負で荷物を配送していた運送会社が荷主企業と直接つながることにより、適正な利益循環を生み出し、物流・運送業界全体の労働環境が向上することを目指す。

ハコプロ上で運送会社の情報を一括管理し、長距離輸送の提携運送会社を選定する際もハコプロ内で情報検索できるようにしている。

ハコプロを介して直接契約になることで適正価格の協議や、直接的に2024年問題の解消につながる「荷待ち時間・待機時間の軽減」「輸送外作業の削減・効率化」などの領域に、運送会社と荷主の双方が連携して取り組めるようになると期待している。

所有車両、輸送品目などの基礎情報に加え、第3者からの口コミ情報や受注案件情報も掲載。ドライバーの年齢・社歴・運送にかける想いなどを掲載する「ドライバー名鑑」の整備に注力している。


ドライバーの個性が見える「ドライバー名鑑」イメージ


運送業の代表者紹介イメージ

今後、独自の選定基準を設け、「ホワイト物流認定企業」を抽出し、認定マークを付与する予定。運送会社は自社のホワイト化への取り組みをハコプロ上で広くPRできるほか、物流のホワイト化を目指す荷主企業にとっても、パートナー運送会社を選定する際の指標になると見込む。

(藤原秀行)※いずれもLIGO提供

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