「空飛ぶクルマ」開発のSkyDrive、追加調達で資金は累計80億円に到達

「空飛ぶクルマ」開発のSkyDrive、追加調達で資金は累計80億円に到達

Osaka Metroやみずほ銀行など4社から、品質保証部門の増員・強化などに充当

「空飛ぶクルマ」の開発やドローン関連サービスを手掛けるSkyDriveは8月27日、新たに大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)やみずほ銀行、Inventum Ventures、環境エネルギー投資の4社を引き受け先とした第三者割当増資を実施、追加の資金調達を完了したと発表した。

2022年9月に実施したシリーズCラウンド以降、3回に渡り追加調達した金額は累計で約80億円に達した。


(SkyDrive提供)

今回資金した資金は、空飛ぶクルマの開発・品質保証証明活動に充てる。量産に向けた品質保証部門などの増員・強化にも着手する。

SkyDriveの空飛ぶクルマ「SKY DRIVE(SD-05型)」は日本、米国、韓国、ベトナムの4カ国から合計263機のプレオーダーを得ている。納入後も機体のコンディションが管理できるよう、設計から製造、納入後まで一貫して機体データを管理するデジタルプラットフォームの構築を図る。

(藤原秀行)

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