EC物流のティーツーケーがオートストア自動倉庫システム採用、保管スペース3分の1に圧縮

EC物流のティーツーケーがオートストア自動倉庫システム採用、保管スペース3分の1に圧縮

従来比3分の1に省人化も

自動倉庫システムを手掛けるノルウェーのAutoStore(オートストア)の日本法人AutoStore System(オートストアシステム)は9月18日、EC物流を手掛けるティーツーケー(T2K、岡山県倉敷市)がオートストアの自動倉庫システムを採用したと発表した。

オカムラが導入に協力。T2Kは保管スペースを1/3に削減するとともに、1/3の作業省人化も実現したという。

T2Kは平棚保管での人手作業のため、慢性的に保管場所が不足していたほか、入荷から在庫化まで1日半~2日程度を要していた。そのため、既存の倉庫の限られたスペースで効率的な改善の手法を検討していた。

以前は900坪のエリアの平置き棚に保管していた在庫が、250坪のAutoStoreに保管できるようになった。棚入れ・ピッキング歩行時間を減らし、オペレーション作業の平準化にもつながった。


AutoStoreが稼働する様子(オートストアシステム提供)

(藤原秀行)

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