韓国現代グロービズなどと共同開発中、30年までの運航開始目指す
商船三井は9月19日、豪エネルギー大手WOODSIDE ENERGY(ウッドサイドエナジー)、韓国の造船・エンジニアリング大手HD KOREA SHIPBUILDING AND OFFSHORE ENGINEERING(HDコリア・シップビルディング・アンド・オフショア・エンジニアリング、HD KSOE)、韓国の現代自動車系船会社HYUNDAI GLOVIS(現代グロービズ)の3社と今年1月から共同開発している8万㎥型の液化水素運搬船に関し、ノルウェーの船級協会デット・ノルスケ・ベリタス(DNV)から設計基本承認(Approval in Principle、AiP)を取得したと発表した。
AiP授与式に参加した各社関係者(商船三井提供)今般、当該船の設計と運用、環境への影響に関連する潜在的なリスクを評価し、そのリスクを軽減するために不可欠な安全性評価手法HAZID(Hazard Identification Study)とENVID(Environmental Impact Identification)を実施した。
2030年までの本船の建造・運航開始に向け、引き続き開発を進める。
(藤原秀行)