2万1600パレット収納可能な自動倉庫備え、家電製品など製造
アイリスオーヤマは6月5日、中国・天津に同国内で10拠点目となる天津工場を開設すると発表した。
天津は直轄市として同国内でも目覚ましい経済成長を続けている。新工場は華北エリアの物流拠点としての機能も備え、首都の北京などへ迅速に出荷できる体制を整備してインターネット通販での購入拡大を目指す。2021年12月の完成を見込む。
新工場は建物の総面積が4万6552平方メートル、総投資額は約50億円を計画。2万1600パレットを収納可能な自動倉庫を整備する。家電製品やプラスチック製生活用品、スチールラック・什器をメーンの生産品目に据え、稼働初年度に3億元(約50億円)の売り上げを目指す。
天津の新工場完成イメージ(アイリスオーヤマウェブサイトより引用)
(藤原秀行)