中欧間鉄道など利用、リードタイム25日間で実現
日新は6月5日、日と中国、欧州を鉄道と海運で一貫輸送する取り組みの第2弾として、横浜から中国・厦門を経てドイツのデュイスブルクまでのトライアル輸送に成功したと発表した。
日本からのリードタイムは25日間。昨年実施した中国・連雲港から欧州向けのルートより早く、鉄道輸送中の貨物追跡も容易なことが判明したという。
同社は中国と欧州を結ぶ列車「中欧班列」を経由した輸送ルートが確立できたと強調。「日欧間の輸送を海上、航空に次ぐ第3の道としてメニュー化し、荷主層に幅広く営業強化する」と話している。
厦門鉄道ターミナルの様子(日新プレスリリースより引用、出典は中国日報)
(藤原秀行)