セイノーHD、タイ・サハグループとの合弁会社が新倉庫開設

セイノーHD、タイ・サハグループとの合弁会社が新倉庫開設

2.96万㎡、将来は混載やクロスボーダー輸送の拠点として活用も

セイノーホールディングス(HD)は10月21日、2015年にタイで財閥のサハ・グループと設立した合弁会社セイノーサハロジスティクス(SSL)と連携し、同国内で新倉庫「White Warehouse」(ホワイト・ウェアハウス)を10月2日に開設したと発表した。

新倉庫は面積が2万9620㎡。バンコクの北側、アユタヤの南側に位置し、バンコクから北側へ約50km、SSL本社から約160km、SSL/Romklaw倉庫から約65kmの距離に構えている。

日系企業などの物流需要に対応。将来はセイノーグループが中心となり、混載輸送やクロスボーダー輸送の拠点として活用することも視野に入れている。

バンコクの北側に位置している地理的特徴を生かし、バンコク市内への配送とバンコク北部からアユタヤにかけての輸送をカバーできると見込む。

【概要】
所在地 :94, 95/1-5 Lat Lum Kaeo Sub District, Lat Lum Kaeo District, Pathum Thani 12140, Thailand
構 造 :平屋倉庫(敷地内4階建、賃借事務所棟有り)
敷地面積:48,600㎡(14,700坪)
倉庫面積:29,620㎡(8,960坪)
天井高 :11.7m
全体稼働:2024年12月頃予定(倉庫のみ10月より稼働)

(藤原秀行)※いずれもセイノーHD提供

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