倉庫に空調エリア設置、半導体など精密機器の在庫管理に対応
西日本鉄道の国際物流事業本部は11月1日、台湾の現地法人「NNR GLOBAL LOGISTICS TAIWAN」が、初の物流拠点「桃園ロジスティクスセンター」を開設、同日に業務を開始したと発表した。
倉庫エリアは4219㎡で、3830枚分のパレットを収容可能。
同施設は桃園空港から6km、台北港から17km、基隆港から67km、半導体関連企業が多く集積している「新竹サイエンスパーク」から61km。主要施設から1時間圏内で、航空・海上輸送サービスの提供に適した立地とみている。
複数のドックレベラーを設置し、海上輸送貨物のバンニング・デバンニングにも対応可能にしている。国内輸送貨物を含む全ての貨物を同施設で一括管理することができる。
空調エリアを設け、半導体などの精密機器の在庫管理に適した環境を整備している。
■にしてつ台湾現地法人 桃園ロジスティクスセンター
【名称】 NNR GLOBAL LOGISTICS TAIWAN INC. TAOYUAN LOGISTICS CENTER
【住所】 NO.25, LN.37, HAISHAN, E. ST., LUZHU DIST., TAOYUAN CITY 338016, TAIWAN, R.O.C.
【電話】 +886-2-2740-8800
■倉庫概要
【倉庫エリア】 4,219.04㎡、高さ9.5m
【収容能力】 パレット換算 3,830枚分(一般エリア 2,480枚、空調エリア 1,350枚)
【設備】 空調エリアの温度:25度以下
トラックドッグ(ドックレベラー付き): 9
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用