日本GLP、千葉・流山の大規模物流施設開発プロジェクト「ALFALINK」で新たに竣工

日本GLP、千葉・流山の大規模物流施設開発プロジェクト「ALFALINK」で新たに竣工

11.9万㎡、既存顧客が1棟借り

日本GLPは6月16日、千葉県流山市で展開している、大規模な先進的物流施設を1つのエリアで集中的に開発する計画「ALFALINK」の一環で、延床面積11万8598㎡の「GLP ALFALINK流山7」が竣工したと発表した。

日本GLPの物流施設を既に使っている企業が「流山7」を1棟借りする予定。具体的な社名は開示していない。


「GLP ALFALINK流山7」外観

「流山7」は都心から約25km圏内に位置し、常磐自動車道の流山ICに近接しており、基幹道路の国道16号線にもアクセスが容易。関東に向けた広域配送拠点として優れた立地とみている。

1階は入出荷をスムーズに行える両面バースを備え、天井高を標準よりも高くすることで自動化・省人化をはじめ最新のテクノロジーを利用した庫内作業にも対応できる仕様を採用。

全館に空調設備や大型シーリングファンを導入し、庫内の快適な就労環境を整備している。温かい食事を提供する厨房、カフェテリアやコミュニケーションスペースを設置して交流が生まれるエリアも設置しており、従業員の健康に加えて生産性向上にも寄与すると期待している。

隣接する「GLP ALFALINK流山」の共用スペースに設けた様々なアメニティ・施設・サービスも利用可能。

車通勤者が多く見込まれることから、平面駐車場44台、自走式立体駐車場439台の計483台分の駐車場を整備し、周辺エリアからの通勤アクセスの利便性を確保している。

BCP面では免震構造に加えて受変電設備の冠水対策により、地震や洪水からの被害を軽減。環境対応としては入居企業が太陽光発電設備を屋上に設置する予定。LEED GOLD、ZEB、BELS認証をそれぞれ取得する見通し。

流山のALFALINKプロジェクトは、既存の案件を名称変更したものも含めてトータルで8棟を整備する計画だ。

■施設概要
施設名:「GLP ALFALINK 流山 7」
所在地:千葉県流山市中野久木
敷地面積:54,259.13㎡
延床面積:118,598.94㎡
構 造:地上4階建て、免震・PC 造
着 工:2021年10月
竣 工:2023年5月
認証取得:LEED GOLD 認証(予定)、ZEB 認証(予定)、
     BELS 認証(5STAR)(予定)


施設鳥瞰


エントランスアプローチ(いずれもプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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