Shippio、国際航空貨物運送の免許取得

Shippio、国際航空貨物運送の免許取得

半導体、医薬品などの空輸需要取り込み図る

Shippioは11月21日、新たに国際航空貨物運送の免許を取得したと発表した。

同社はデジタルフォワーディングを提供。2022年には老舗通関事業者の協和海運を買収して通関事業へ進出するなど、業容の拡大を継続している。

EC市場の拡大や半導体関連製品など高付加価値品の輸出入成長が見込まれているため、免許取得で航空貨物領域を強化したい考え。

今後は航空貨物に関しても、Shippioが直接フォワーディングを担うほか、Shippioのクラウドサービスを活用した航空貨物の一元管理も引き受ける。

同社は変更頻度が高く、輸送時間の短い航空貨物の管理にクラウドサービスを活用することで、社内外関係者との通関手続きや情報共有、進捗管理の大幅な業務効率改善が期待できるとアピールしている。

航空貨物扱いが多いEC、半導体等のIT・精密機器、医薬品などの事業者に対してもサービスラインナップや機能を拡充。より広範な業種・貨物の需要取り込みを目指す。

(藤原秀行)

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