日本・タイ・台湾で利用登録5万社突破
ミスミグループ本社は12月9日、今年4月にスタートした、軸受けやワッシャー、ボルトといった生産間接材の大量注文をワンクリックで済ませることが可能なサービス「D-JIT（ディージット）」に関し、新たに韓国で同日、提供を開始したと発表した。
サービスを利用している登録企業は日本とタイ、台湾で計5万社を突破した。同社はD-JITを活用することで、企業が欲しい量をそろえるために市場で探し回る購買業務の負荷を大きく減らせるとアピールしている。
韓国製造業は自動車のほか、二次電池、半導体、 ディスプレイ 、スマートフォンといったエレクトロニクス・IT産業に強みを持つ一方、時間当たり労働生産性はOECD（経済協力開発機構）加盟38カ国中33位（2022年）と低迷。製造業に限定すると主要34カ国中16位（21年）となるものの、欧米先進諸国には遅れを取っている。
こうした状況を踏まえ、生産間接材の購買効率化を支援し、韓国製造業の課題解決を後押ししていきたい考え。
韓国の製造業は意思決定や納期に対するスピード感を非常に重視する傾向にあるため、D-JITは大量注文でも確実短納期で応えられると見込む。
サービス提供開始から半年が経ち、ご利用社数はで5万社を超え※５、連携するサプライヤー数もグローバル規模で増加中です。
（ミスミグループ本社提供）
（藤原秀行）
