セイノーHDとT2のレベル4自動運転トラック幹線物流輸送の公道実証、日本郵便とJPロジも参加へ

セイノーHDとT2のレベル4自動運転トラック幹線物流輸送の公道実証、日本郵便とJPロジも参加へ

25年1~6月、東京~大阪間で実施

日本郵便とJPロジスティクスは12月12日、セイノーホールディングスHDと自動運転トラック開発を手掛けるT2の両社が実施する自動運転トラックを用いた幹線輸送の実証実験に、2025年1月から参加すると発表した。

セイノーHDとT2は今年7月、特定の条件下で完全自動運転を実施する「レベル4」の自動運転トラック幹線輸送の実現を目指し、公道実証を開始すると発表していた。

セイノーHDが日本郵便と幹線輸送の共同運行に向け業務提携しているのを受け、日本郵便とJPロジが実証実験に参加することにした。

実証実験では4社がトラック輸送のリソースを最大限生かすことを目指し、それぞれの幹線輸送の共同運行のオペレーションノウハウと自動運転技術を掛け合わせ、新たな輸送モデルの社会実装を目指す。

日本郵便とJPロジは25年1~6月、実証実験に参加する予定。実施するのは東京~大阪間で、東名高速道路、新東名高速道路、伊勢湾岸道、名神高速道路、新名神高速道路および京滋バイパスを走行する計画。

参加企業と役割
セイノーHD:施設および貨物の提供ならびに実際の運行路線の設定
日本郵便:施設および貨物の提供
JPロジスティクス:施設および貨物の提供
T2:自動運転トラックの技術およびオペレーションの提供


4社のトラック車両

(藤原秀行)※いずれも4社提供

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