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伊藤忠と西松建設が資本・業務提携、物流施設開発などの対応強化へ

伊藤忠と西松建設が資本・業務提携、物流施設開発などの対応強化へ

旧村上ファンド系投資会社などから株10%取得

伊藤忠商事と準大手ゼネコンの西松建設は12月15日、資本・業務提携すると発表した。

伊藤忠が西松株式の10.16%(議決権ベース)を同日付で取得、実質的に筆頭株主となった。伊藤忠が大手や準大手のゼネコンと資本提携するのは初めてとみられる。

株式の取得先は開示していないが、かつて「村上ファンド」を運営していた村上世彰氏らが関わっている投資会社シティインデックスイレブンスなどからとみられる。

伊藤忠と西松はこれまでにも不動産開発を共同で手掛けるなど、協力関係にあった。建材調達から開発プロジェクト立案、工事まで一貫して手掛けられる体制を拡充し、建築・不動産事業を成長させていきたい考え。近年需要が伸び、伊藤忠も自社で開発を手掛ける物流施設についても、取り組みを強化していく見通し。再生可能エネルギー開発などでもタッグを組む方向だ。

西松建設はシティインデックスイレブンスが一時、株式の2割超を握り、株主還元強化を西松経営陣に要求、対立が続いていた。

伊藤忠と西松は詳細を開示していないが、伊藤忠はシティが西松と和解し、西松のTOB(株式公開買い付け)に応じた後に残った西松株を全て引き取った格好で、対立は幕引きとなった。

(藤原秀行)

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