最適化ソリューション活用、25年6月の現場導入見込む
オプティマインドとカクヤスは12月17日、カクヤスの配送員負担軽減など、配送業務全体の効率化を目的とした新たな配送モデル構築プロジェクトを開始したと発表した。
オプティマインドが展開している「配送最適化ソリューションLoogia」を活用しながら、2025年6月の配送現場導入を目指す。
オプティマインドは両社で実施した配送業務効率化のための検証結果を基に、新たな配送モデル構築を支援していきたい考え。
両社は今年6月から3カ月強、配送効率化シミュレーションを通じた効率化検証の取り組みを推進してきた。店舗・エリア・ドライバー・納品時間といった配送に影響する諸条件別にキャパシティ(配送能力)診断を行った。
診断に際しては、各種制約を外した場合にどの程度効率化の可能性が見込めるのかを机上で検証。各条件下で定量的な最適化ポテンシャルが見込まれたことで、2025年6月の本格稼働に向けた配送モデル構築プロジェクトを両社で推進することを決めた。
両社は配効率化だけにとどまらず、配送の拡張性も重視。再現性を担保できる配送モデルの構築を目指すと説明している。
(藤原秀行)