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テラドローン、ギリシャでドローン使った貨物船の超音波検査を実施

テラドローン、ギリシャでドローン使った貨物船の超音波検査を実施

安全性向上やコスト低減の効果期待

テラドローンは6月2日、オランダのグループ企業Terra Inspectioneeringと共同で、ギリシャの船舶の安全運航のためのサービスを国際的に提供する船舶技術局NAVALTECHが保有する、石炭や穀物などの原材料を運搬するばら積み貨物船(ドライバルク船)に対し、独自のUTドローン技術(超音波検査が可能なドローン)を活用して点検を実施したと発表した。


点検の様子(いずれもテラドローン提供)

今回の主な点検箇所は、ホールド内のホールドフレーム部分とクロスデッキ裏の内部材。このような大型船舶のホールド内における高所点検は従来、高所作業車や足場を設置していた。UTドローンを活用することで安全性を高められる上、今後は船をドック(建造・修理用施設)に入渠させる必要がなくなるため、点検時のコストに加えて入港コストや工数も大幅に削減できると見込む。

使用する機体の重量は、安全飛行のため約2.5キログラムに抑えている。オランダの特許を取得した、接触触媒(カプラント)ディスペンサーを搭載しており、飛行中でも深触子にカプラントの供給が可能なため、効率的に検査を進められた。3つの高精度カメラを搭載、飛行中のドローンからの映像やUTグラフを地上から速やかに確認できたという。

テラドローンは今後もUTドローンを活用した非破壊検査の普及を図る。

(藤原秀行)

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