住友ゴム、米グッドイヤーから欧米やオセアニアで「ダンロップ」ブランドの商標権など取得へ

住友ゴム、米グッドイヤーから欧米やオセアニアで「ダンロップ」ブランドの商標権など取得へ

5月めどに830億円、グローバルでタイヤ事業成長目指す

住友ゴム工業は1月8日、米国のタイヤ製造大手グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーから今年5月をめどに、欧州と北米、オセアニアの各地域で四輪タイヤの「DUNLOP(ダンロップ)」商標権などを取得すると発表した。

住友ゴムは既に日本やアジアでダンロップブランドのタイヤを販売している。世界的に認知度が高いダンロップブランドの商品をグローバルで統一して取り扱えるようにして、海外のタイヤ事業を拡大させていきたい考え。

取得額は5億2600万ドル(約830億円)で、既存顧客の引き継ぎ支援などの費用を含めると約1000億円に上る見込み。

(藤原秀行)

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