人間と並んでピッキングや部品供給などの作業可能に
オリックス傘下で産業用ロボットのレンタルを手掛けるオリックス・レンテックは6月11日、オムロンが開発した製造・物流現場向け「協調ロボット TMシリーズ」の法人向けレンタルを始めたと発表した。次世代ロボットレンタルサービス「RoboRen」のラインアップに加えた。
新ロボットは人間と並んで作業ができる協調型の単腕ロボット。画像処理機能を兼ね備えている上、500万画素の広角レンズを装着した高性能カメラも標準装備。ピッキングや部品の供給、組み立てに加え、人が目で見て行っている検査・計測、仕分けなどの作業も担うことができる。
オリックス・レンテックは「ロボット言語などの専門知識を必要とせず、簡単に 操作が可能。製造する品種や工程内容の変更が多い企業にも導入しやすい」とメリットを強調している。
「6カ月お試しレンタルパック」を利用した場合、料金は月額14万1000円(税別、TM5-900)。移動架台や専用ハンドも別途レンタル対象としている。
オムロン「協調ロボット TMシリーズ」(オリックス・レンテックプレスリリースより引用)
(藤原秀行)