スマートドライブ、車両管理システムで運転前後のアルコールチェック未実施時に通知する機能追加

スマートドライブ、車両管理システムで運転前後のアルコールチェック未実施時に通知する機能追加

義務化に対応、酒気検知でも即座に警告

スマートドライブは3月21日、昨年12月施行の「白ナンバー」運営事業者を対象とした「アルコール検知器を使ったチェック義務化」に対応するため、クラウド型の車両管理システム「SmartDrive Fleet」(スマートドライブ・フリート)に、運転前・運転後のアルコールチェック未実施時やアルコール検知時の通知機能を追加したと発表した。

法令の改正以来、アルコールチェックが行われるべき運転前・業務終了時など必要なタイミングで未実施だった場合や、ドライバーからアルコールが検出された場合に管理者・ドライバー本人へ通知したいとの要望が多く出ていたことに対応した。

新機能を使うことで、運行管理者が能動的に確認する手間を省けるのに加え、ドライバーも漏れなく的確にアルコールチェックを行えるようになると見込む。


(スマートドライブ提供)

アルコールチェックを実施せずに運転を開始した場合、ドライバーには即座に未実施の旨をメールで通知。並行して管理者にも未実施者のリストが15分おきにメールで送られる。

運転終了後にアルコールチェックが未実施の場合は、即座にドライバーおよび管理者にメールを送信して注意喚起し、的確な実施を促す。

さらに、閾値を超える呼気アルコール濃度が記録された場合などは、即座に管理者へ警告、未然の飲酒運転防止と危険運転抑止を図る。

(藤原秀行)

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