道路事情悪化が影響
主要物流事業者は6月18日夜の地震で震度6強を観測した新潟県村上市への荷物配送に関し、道路事情の悪化などで遅れや一時見合わせを強いられている。
ヤマト運輸は19日、同市への宅配便などの配送に遅延が生じていると発表。佐川急便も同市の今川、板貝、笹川の各エリアで集荷・配達を一時見合わせているほか、それ以外のエリアでも遅れが出ていると自社サイトで公表した。
西濃運輸も同市での配達の遅延や見合わせ発生を発表。当該エリア向けの荷受けは全国で中止しているという。山形を地盤とする第一貨物も、国道345号が通行止めとなったため、同市内で配達不可の地域があると説明している。
(藤原秀行)