イノフィスのアシストスーツ、北九州の合馬天然水が工場に導入

イノフィスのアシストスーツ、北九州の合馬天然水が工場に導入

ウォーターサーバー用12Lボトルの運搬負荷軽減、離職防止も期待

アシストスーツを製造・販売する東京理科大学発スタートアップのイノフィスは3月6日、天然水の販売を手掛ける合馬天然水(福岡県北九州市)が本社工場で、イノフィスのアシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power」を1月に導入したと発表した。


マッスルスーツSoft-Power(ソフトパワー)の利用場面

 
 

天然水は工場や倉庫で重量物の運搬・積み込み・検品作業が発生しており、特にウォーターサーバー用のボトルは12l以上と重く、一日に何百本も取り扱うことも珍しくないため、身体的負荷を減らすことが課題となっている。

合馬天然水は水の検品作業や機械の清掃の場面に採用。作業は3人体制で、1日8時間のうち2~3時間は水を持つ作業を行っており、特に中腰になる作業が多く、身体的負担が大きいのが課題で、特に12kgの水をラックに詰める作業は2時間以上続くため、腰に負荷がかかっているため、導入を決めた。

マッスルスーツSoft-Power(ソフトパワー)を取り入れて現場作業を改善し、離職の防止にもつなげたい考え。

マッスルスーツ Soft-Power (ソフトパワー)は電気が不要で、屋内外問わず利用可能なサポータータイプ。人工筋肉のアシスト技術をサポーターの背面部に組み込み、サポータータイプでは最強クラスの補助力を実現、腰の負担を35%軽減できると見込む。


マッスルスーツシリーズのラインアップ(いずれもイノフィス提供)

(藤原秀行)

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