政府が「交通政策白書」で目標提示
政府は6月25日の閣議で、2019年版の「交通政策白書」を決定した。
この中で、自動運転に関し、20年をめどに高速道路で「レベル3」(特定条件下でシステムが運転を実施)の自動運転を、20年までに限定地域での「レベル4」(作動継続が困難な場合もシステムが対応)の自動運転移動サービスをそれぞれ実現する方向性を明示。さらに25年をめどに高速道路での完全自動運転(常にシステムが運転を実施)を達成するとの目標を示した。
また、新車の乗用車への自動ブレーキ搭載率を20年までに9割以上へ高めることも盛り込んだ。
(藤原秀行)
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