営業所敷地内に2棟、自動ラックなど導入
澁澤倉庫は4月10日、栃木県芳賀町で新たな危険品倉庫が竣工したと発表した。
現行の中期経営計画で物流事業戦略の一つに掲げている物流事業の収益力強化に向け、既に稼働している神戸市の2棟と大阪府茨木市の1棟に続いて国内3拠点目の危険品倉庫を開設、多様な物流ニーズに対応する体制を整える。
新設した危険品倉庫は同社栃木営業所の敷地内に、延床面積は997.5㎡でタイプの異なる2棟を建設した。このうち1棟には空調システムを設置し、温度管理が必要な商材にも対応できるようにする。
併せて、同社が強みとしている多品種小ロット物流に対応した自動ラックを導入。小ロット商品の保管効率向上に加え、荷役作業の効率化や省人化を実現する。
(いずれも澁澤倉庫提供)
【施設概要】
所在地:栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台5-1
敷地面積:6,654.04㎡ (2,012.84坪)
:延床面積:A棟 997.50㎡ (301.74坪)/B棟 997.50㎡(301.74坪)
構造:鉄骨造/耐火建築物/平屋建 2棟
(藤原秀行)