日本GLP、大阪・東住吉で2.9万㎡のあらた専用物流施設開発へ

日本GLP、大阪・東住吉で2.9万㎡のあらた専用物流施設開発へ

地元の再開発と連携プロジェクトの2棟目、26年10月末竣工見込む

日本GLPは4月17日、大阪市東住吉区で地上4階建て、延床面積が約2万8500㎡のボックス型物流施設「GLP大阪Ⅳ」を開発すると発表した。

同社が地元の再開発と連携して物流施設を2棟建設する「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」の2棟目。あらたの専用施設として建設し、2026年10月末の竣工を予定している。



隣接する1棟目の「GLP大阪Ⅲ」は26年1月末の竣工を見込む。


「GLP大阪Ⅳ」の完成イメージ

「GLP大阪Ⅳ」は近畿自動車道の松原JCTから約6km、東大阪JCTから約16km、阪神高速4号湾岸線の南港中ICから約12kmに位置。 大阪内陸部と湾岸部の中間点に所在し、阪神高速1号環状線の西船場JCTからも約12kmで、関西広域および大阪都心の主要ICまで20~30分圏内。

主要沿岸部を包括する立地に加えて関西国際空港へのアクセスにも強みを持つ。

倉庫内保管エリアは構造ブレース(筋交い)のない仕様として全面的な自動マテハン設備の設置に対応するほか、4層吹抜けの自動ラック倉庫エリアをあらかじめ計画することで、最新技術を用いた高度な物流オペレーションを可能にするとみている。

あらたは事業拡大に伴い、「GLP大阪Ⅳ」を関西地区最大の自社配送拠点「関西新センター(仮)」として活用する予定。省人化・省力化を可能とするロボットやマテハン機器を導入し、人手不足への対策としてトラックの荷待ち時間短縮に加え、荷物の積み降ろしや仕分け作業効率化の仕組みを導入する計画という。




「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」完成イメージ


土地利用計画図(いずれもプレスリリースより引用)

■施設概要
施設名:「GLP大阪Ⅳ」
所在地:大阪府大阪市東住吉区矢田5丁目
敷地面積:約17,700㎡
延床面積:約28,500㎡
構造:地上4階建て、耐震S造
着工:2025年4月
竣工:2026年10月末(予定)
認証取得:CASBEE認証、ZEB Ready認証、BELS 5Star認証(予定)

(藤原秀行)

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