港湾春闘、5月18日以降の全日曜日ストを経営側に通告へ

港湾春闘、5月18日以降の全日曜日ストを経営側に通告へ

無期限の時間外労働拒否も

港湾労働者が参加する全国港湾労働組合連合会(全国港湾)と全日本港湾運輸労働組合同盟(港湾同盟)は4月22日、2025年の春闘で中央闘争委員会を開催し、新たに5月18日以降、全日曜日で24時間のストライキを実施するとともに、5月19日から無期限で時間外労働を拒否する方針を確認した。

4月28日に予定している経営側の日本港運協会(日港協)との中央団体交渉で、こうした闘争方針を通告する。

 
 

現在、組合側は4月27日と5月11日、それぞれ24時間のストを実行する方針を表明している。賃上げなどで労使の意見の隔たりが依然解消されていないため、組合側としてより強固な姿勢で臨むことにした。

(藤原秀行)

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