日鉄興和不動産など3社、米アトランタで物流施設開発事業に参画

日鉄興和不動産など3社、米アトランタで物流施設開発事業に参画

6.4万㎡、26年下旬竣工見込む

日鉄興和不動産、阪急阪神不動産、京阪神ビルディングの3社は6月10日、米国の不動産デベロッパー大手Trammell Crow(トラメル・クロウ)、不動産サービス大手CBREの両社が米ジョージア州アトランタのビュフォードで展開している物流施設開発事業に共同で参画したと発表した。

物流施設は平屋建てで延床面積は6万3800㎡を計画しており、2026年下旬の竣工を見込む。日鉄興和不動産としては、2024年11月に続いて2件目の海外物流施設開発プロジェクトとなる。

 
 

アトランタ都市圏は人口約600万人(全米6位)で米南東部最大の経済・物流中心地。旅客機の発着回数世界1位のハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港他、鉄道や道路といった主要交通インフラの集積地として、国内4位の市場規模を誇る物流ハブとしても機能している。

開発事業は重要な交通インフラの州間高速道路85号/985号に近接し、都市部への配送や国内の長距離輸送に伴う物流施設の需要が見込まれるとみて、事業への参加を決めた。

所在地 3228 Whidby Road, Buford, GA 30518
敷地面積 約233,500㎡(約70,600坪)
延床面積 約63,800㎡(約19,300坪)
構造・階数 鉄骨造・1階
工事期間 2025年5月~2026年下旬(予定)
施工 AL Grading(造成)、Conlan Company(建築)

(藤原秀行)※いずれも3社提供

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