コールドチェーンやグリーン物流の構築に向け議論
国土交通省は7月8日、マレーシアのクアラルンプールで「第15回 日ASEAN物流専門家会合」を同10日に開催すると発表した。ASEAN(東南アジア諸国連合)地域で高品質なコールドチェーン物流網とグリーン物流の構築が求められる中、日本の技術・ノウハウなども活用して普及促進を目指す一環。
会合には日本から国交省総合政策局の宮島正悟参事官(国際物流)をはじめ学識経験者や民間事業者ら、ASEAN側はブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン 、シンガポール、タイ、ベトナムの政府関係者および事務局が参加する。
プログラム内容は「日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト」、コールドチェーン物流ガイドラインの普及方法、ASEANにおけるグリーン物流パートナーシップ会議の開催、JAIFによる日メコン物流訓練センターの活用方法について議論を行う。
(鳥羽俊一)