JR東日本不動産投資顧問がファンドで初の物流施設運用開始、第1弾は東京建物開発案件

JR東日本不動産投資顧問がファンドで初の物流施設運用開始、第1弾は東京建物開発案件

アセットタイプの多様化推進

JR東日本グループのJR東日本不動産投資顧問は7月7日、アセットマネージャーとして、東京建物が開発した「T-LOGI綾瀬」(神奈川県綾瀬市)と「T-LOGI鶴ヶ島」(埼玉県川越市)の物流施設2物件の運用を開始したと発表した。

東京建物不動産投資顧問との共同アセットマネジメント形式で取得、運用しているファンドに組み入れた。

 
 

JR東不動産投資顧問は主にオフィスビル、商業施設、住宅などを中心とした不動産の運用を手掛けてきた。稼働中の物流施設を受託資産に組み入れたのは初めて。

中長期的な成長戦略に掲げている「多様な投資機会の提供」の一環で、今後もアセットタイプの多様化/拡充を図る。


T-LOGI綾瀬(左)とT-LOGI鶴ヶ島


ファンドの概要とスキーム

対象物件概要

物件名 T-LOGI綾瀬
住所 神奈川県綾瀬市深谷上八丁目24-4
交通 東名自動車道「綾瀬」スマートIC 約2.6㎞
小田急江ノ島線「桜ヶ丘」駅 徒歩32分
相鉄本線「さがみ野」駅 バス約15分
敷地面積 約11,662㎡
延床面積 約25,068㎡
構造規模 鉄骨造地上4階建
用途 物流施設
竣工 2022年6月
環境認証 CASBEE「Sランク」
BELS 『ZEB』認証
物件名 T-LOGI鶴ヶ島
住所 埼玉県川越市大字栄3番1、大字竹野14番1(地番)
交通 関越自動車道「鶴ヶ島」IC約4.1㎞
圏央道「坂戸」IC約4.5㎞
東武東上線「若葉」駅 徒歩28分
敷地面積 約10,492㎡
延床面積 約23,405㎡
構造規模 鉄筋コンクリート造地上4階建(一部鉄骨造)
用途 物流施設
竣工 2024年5月
環境認証 CASBEE「Aランク」
BELS 『ZEB』認証

(藤原秀行)※いずれもJR東日本不動産投資顧問提供

物流施設/不動産カテゴリの最新記事