メルカリ、フリマの画像検索で販売価格と配送料金の相場がすぐにつかめる新機能提供開始

メルカリ、フリマの画像検索で販売価格と配送料金の相場がすぐにつかめる新機能提供開始

下調べを円滑に、サービス利用促進図る

メルカリは7月14日、フリーマーケット(フリマ)サービス「メルカリ」で、出品時のスマートフォンによるスムーズな下調べをサポートする「相場検索」機能の提供を同日開始したと発表した。

新機能は、出品を検討している商品を、画像またはキーワードで検索することで、販売の相場価格(直近の類似商品の実際の出品価格・売却価格)や最も利用されている配送料金をすぐに確認、そのまま出品に進める。



これまでにもフリマサービスは出品時の負荷軽減策として、出品したい商品の写真をアップロードしてカテゴリーを選択することで、AIがタイトル・商品説明から商品の状態や販売価格までを自動で入力する「AI出品サポート」機能を展開してきた。

同社が今年5月に実施したアンケート調査で、9割以上のユーザーが出品前に下調べを行っていることが分かったという。その理由は「1円でも高く売りたい」「出品の手間に見合った利益が欲しい」「取引を短期間で完了させたい」がそれぞれ5割以上を占めたほか、下調べを行う項目のうち、「価格」と「配送方法」に関する下調べが難しいと感じているユーザーが多かったという。

そこで新たな相場検索の機能を開発した。出品のハードルを下げ、よりフリマサービスの利用を促進したい考え。

(藤原秀行)※プレスリリースより引用

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