ブランドは「GREEN CROSS PARK」で展開
東急不動産は7月16、大規模産業まちづくり事業に本格参入すると発表した。
円安傾向などを受けた製造業の国内回帰や拠点分散化、サプライチェーン恭順化の動きを踏まえ、全国で複数の事業に参画し、産業拠点整備を起点とした周辺地域の活性化に資する“産業まちづくり事業”を積極的に拡大していく考え。
地域活性化を目的とした事業者と地域の接点創出や、持続可能で未来志向の取り組みの推進などに向け、同社の取り組みに賛同する企業を中心とした会員組織も設立する予定。
これまで物流施設やデータセンター、植物工場などの産業不動産事業で培った開発・運営ノウハウと、環境エネルギー事業による再生可能エネルギーの供給・脱炭素経営の支援などで、日本全国に新たな産業インフラを提供し、企業のサプライチェーン強靭化を力強く支援する。
今後はGXやDXをさらに推進し、再エネ由来電力100%の産業まちづくりや自動運転に対応した拠点ネットワークの構築、雇用確保など多様化する企業ニーズにも柔軟に対応することで社会課題の解決を即死人する。
同社グループは環境エネルギー事業に注力しており、事業数は開発中のものも含め248件、発電能力を示す定格容量は2527MW(今年3月末時点)に達している。30年度には定格容量で4GWまでの拡大を計画しており、グループで生み出した再エネ電力の産業団地・工業団地への供給を積極的に進める。
※各プロジェクトの名称は今後関係者との協議により決定します。また各物件のパースはイメージ図です(以下、同様)
■佐賀県鳥栖PJ(サザン鳥栖クロスパーク)
【物件概要】
■岩手県金ケ崎PJ
【物件概要】
■京都府城陽PJ
【物件概要】
■埼玉県白岡PJ
【物件概要】
(藤原秀行)※いずれも東急不動産提供