北國FHDと商船三井、アフリカ人材活用支援で業務提携

北國FHDと商船三井、アフリカ人材活用支援で業務提携

共催セミナーも実施へ

石川県に本拠を置く北國フィナンシャルホールディングス(FHD)は7月30日、グループのケニア現地法人CC Innovation Africaが商船三井とアフリカの人材活用支援に関する業務提携契約を締結したと発表した。

併せて、8月19日に東京・虎ノ門でパートナー事業として、商船三井と共催でセミナー「ケニア×日本:人財でつなぐ未来」を開催する。ケニア人材の可能性に特化し、アフリカ人材の日本での活用について事例を交えて紹介。在日本ケニア大使や、元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗氏も登壇する予定。

CC Innovation Africaは日系銀行グループ初のアフリカ現地法人として、投融資、コンサルティングを中心に日系企業のアフリカビジネスをサポートしている。

商船三井が行うアフリカ人材の日本への送り出し事業に対し、北國FHDの持つ幅広いチャネルやネットワークを活かして、日本企業のアフリカ人材ニーズを収集し、商船三井とのマッチングを担う。紹介人材は高度人材(技術・人文知識・国際業務など)が中心で、国際事業開発やエンジニア、介護、自動車整備など多様なニーズに対応できるようにする。


(北國FHD提供)

北國FHDは、アフリカ進出を目指す日本企業は年々増加しており、アフリカへの拠点設立、販路拡大などを検討・推進していく上で、アフリカ(ケニア)の高度人材を採用することは有効な手段の1つで、日本での人材不足解消にもつながると説明している。

(藤原秀行)

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