温室効果ガス排出削減図る
SOMPOホールディングス傘下の損害保険ジャパンと丸運の両社は8月22日、物流領域の脱炭素促進に向けて連携すると発表した。
新たに損保ジャパンの社内便配送業務を、丸運の100%子会社の丸運ロジスティクス関東が8月20日に導入した最新型の燃料電池自動車(FCV)が担い、温室効果ガスの排出削減を図る。
FCV導入は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」の一環として実施。丸運と丸運ロジスティクス関東はNEDOより交付決定を受けた、トヨタ自動車など主要自動車メーカーが出資しているCommercial Japan Partnership Technologies(CJPT)にさまざまな車両データを提供する。
損保ジャパンはFCV活用を通じて、自社のスコープ3の排出量削減目標達成につなげていきたい考え。
FCVトラック納車式の様子(損害保険ジャパンと丸運提供)
(藤原秀行)