物流業務効率化支援のUnivearth、千葉道場ファンドなどから3.6億円の資金調達

物流業務効率化支援のUnivearth、千葉道場ファンドなどから3.6億円の資金調達

グループ入り運送会社2社とのシナジー強め、事業拡大図る

物流業務効率化支援システム「LIFTI」(リフティ)シリーズを展開しているUnivearth(ユニヴァース、大阪市北区)は10月2日、Theta Times、千葉道場ファンド、GREE Ventures、福井事務機、福井孝幸氏の5者を引き受け先とする第三者割当増資により、プレシリーズAラウンドの1stクローズとして3.6億円の資金調達を実施したと発表した。

累計額は5.36億円に達した。



傘下入りした智商運輸、三之丸通商とシナジーを創出していくとともに、調達した資金を「LIFTI」プラットフォームの開発・拡張、M&Aの継続によるオペレーションネットワークの強化、事業拡大を支える人材採用に充てる予定。

智商運輸は今年4月、三之丸通商は今年7月にそれぞれグループ入り。前者と組み、Univearth初の実運送サービス「LIFTI line」を立ち上げた。また、後者はコールドチェーン(冷蔵・冷凍)の物流に強みを持ち、常温から冷蔵・冷凍まで多温度帯の輸送ニーズに対応できる体制を構築した。

(藤原秀行)

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