近鉄エクスプレスが通期業績予想を減収減益に下方修正

近鉄エクスプレスが通期業績予想を減収減益に下方修正

1Qで30億円の投資損失計上、米中貿易摩擦なども影響

近鉄エクスプレス(KWE)は7月24日、2020年3月期通期連結業績予想を下方修正すると発表した。同第1四半期決算で30億円の投資損失を計上することになったほか、米中貿易摩擦の影響や中国経済の減速、さらに電子部品などの輸送需要が一巡したため国内外で厳しい事業環境が続いていると説明。第2四半期以降も不透明な状況であることから期初予想を大きく引き下げた格好だ。

第1四半期では連結子会社「APL Logistics」の持ち分法適用会社で、中国国内における完成車輸送を主な事業としている「Changan Minsheng APLL Logistics」が、18年後半から続く中国の自動車生産・販売が一段と悪化した影響を受け想定していた収益が見込めなくなった。これにより約30億円を持ち分法による投資損失として計上する見通しだ。

投資損失に加えて米中貿易摩擦や中国経済の減速なども波及。通期業績予想を営業収入5600億円(期初予想6200億円)、営業利益170億円(220億円)、経常利益135億円(213億円)、純利益50億円(105億円)に減額。増減率は営業収入9.7%減、営業利益22.7%減、経常利益36.6%減、純利益52.4%減と減収減益に転じる見込み。

(鳥羽俊一)

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