20年予定、地上支援業務の人手不足に対応
自動運転技術開発を手掛けるZMP(東京)は7月26日、日本航空が実施する、空港内で手荷物や貨物を運ぶ専用車両「トーイングトラクター」の自動走行に関する実証実験に参加すると発表した。
ZMPと丸紅が空港の自動運転を事業化するため、合弁で設立したAIRO(同)が協力。自動運転技術を活用し、2020年に成田空港でトーイングトラクターの自動走行を行う予定。
来日観光客の増加で空港利用が拡大している一方、空港の地上支援業務は人手不足が深刻化している。先進技術を活用して対応を進め、航空分野の業務効率化を後押しするのが狙いだ。
業務中のトーイングトラクター(ZMPプレスリリースより引用、写真は日本航空提供)
(藤原秀行)