日本郵便、クマ出没時は一時的に集配見合わせの可能性も

日本郵便、クマ出没時は一時的に集配見合わせの可能性も

対応表明、社員の安全確保

日本郵便は11月5日、全国でクマの出没や目撃情報が相次ぎ、人的被害も多数出ていることを受け、対策を公表した。

社員の安全を守るため、クマが出没して自治体や警察が立ち入り規制を敷いた場合などは、一時的に集配業務(集荷・取集・配達)を見合わせる可能性があると表明した。



社員自身がクマを目撃するなど、集配業務の継続が困難と判断した場合も同様の措置を取る可能性がある。

また、近隣にクマが出没している地域に関しては、夕方以降(原則として午後5時以降)の二輪車による配達業務を見合わせる。

同社は「郵便物・ゆうパックなどの配達について、ご希望いただいた時間帯にお届けできない場合や遅れが生じる場合がある」と理解を求めている。

さらに、車両から配達先などに移動する際、クマと遭遇する懸念がある場合には、安全対策のため、顧客の敷地内への駐車を郵便局から依頼する場合があると説明。

クマの出没状況によっては、郵便局の窓口業務も一時的に見合わせる可能性があるという。

(藤原秀行)

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