連携強化し双方の成長目指す
セイノーホールディングス(HD)は11月17日、オープンイノベーション推進室と人事部が主導し、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が出資したスタートアップ企業と人的交流を図り、出資先の支援と人財育成を両立する新たな出向制度を始めたと発表した。
第1弾はShippioが対象で、既に出向した従業員が業務を開始している。セイノーHDは今後も複数の出資先企業に向けて新制度を展開ししていく構え。
セイノーグループの人財育成を図るとともに、出資先企業に現場知見や物流ノウハウを還元することで、双方の成長を目指すことを念頭に置いている。
Shippioには2022年にCVCから出資した後、日本の物流業界が抱える課題解決とDX推進に向け議論を継続してきた。セイノーHDとShippioは今回の出向で協力関係をさらに強化していきたい考えだ。

セイノーからの出向者(写真前列中央)とShippioのスタッフ(プレスリリースより引用)
【出向の概要】
・出向期間:1年間(予定)
・配属部門:株式会社Shippio デジタルフォワーディング事業
(Shippio Forwardingの中核を担うオペレーション部門)
・業務内容:これまでの実務経験を活かし、部門責任者と共に既存
業務の改善や新たなサービス機能の企画立案等を担う
(藤原秀行)



