アジア・太平洋地域から初
国連の専門機関、国際民間航空機関(ICAO)は11月26日、カナダのモントリオールで意思決定・執行機関の理事会議長選挙を行い、旧運輸省(現国土交通省)出身でICAO日本政府代表部特命全権大使の大沼俊之氏(56)を新たに選出した。
アジア・太平洋地域からICAOの理事会議長を選んだのは初めて。任期は2026年1月1日から3年間。
ICAOは今年11月時点で世界193カ国が加盟。国際航空のルール整備などを担っている。大沼氏は今後、航空領域の脱炭素加速などの課題解決に取り組む。
大沼氏は1992年運輸省入省。航空局航空ネットワーク部航空事業課長、国際航空課長、航空局次長などを経て2024年12月より現職。

大沼氏(国交省資料より引用)
(藤原秀行)



