まず、すすきのエリアなどで展開、一般向けも提供目指す
ひとまいる(旧カクヤスグループ)と傘下のカクヤスは12月17日、グループの中期経営計画に基づき、札幌エリアへの新規進出を決定したと発表した。「なんでも酒やカクヤス」の飲食店向け配送サービスを2026年3月に始める。
現在、「なんでも酒やカクヤス」を中心に、首都圏、関西、九州の250を超える配送拠点から、酒類等を飲食店様や個人へ自社配送している。今年5月に公表したグループ中期経営計画「TRANSFORMATION PLAN 2028」で、同社グループが強みにしている独自の配送ネットワークのノウハウが活かせる政令指定都市へのエリア拡大を計画の一つとして掲げている。
ひとまいるグループの戦略に沿う形で、顧客から強い要望を受けたことにより、道内最大の消費市場ですすきのなどの一大歓楽街を擁する札幌エリアに新規に拠点を設けることを決めた。
進出に際し、小型倉庫を札幌市内の「すすきのSS」と「札幌大通SS」に設置する。まずすすきのエリア・大通エリアで近隣の飲食店への配達サービスから開始する予定。
順次、「365日年中無休、完全自社物流、ビール1本から(ロット縛りなし)、無料配達」などカクヤスモデルの特徴を活かしたサービスを一般顧客向けにも展開するとともに、サービスエリアの拡大を目指す。
(藤原秀行)









