愛宕倉庫・TSUNAGUTEと連携、作業時間短縮でドライバー待機抑制も期待
フマキラーと愛宕倉庫(東京都港区新橋)、日本パレットレンタル(JPR)、TSUNAGUTEの4社は12月19日、フマキラーがJPRの納品伝票電子化・共有システム「DD Plus」(ディーディープラス)を導入したと発表した。
TSUNAGUTEが導入支援を担い、4社が連携して運用をスタートさせた。

伝票発行のプロセス自動化のイメージ
愛宕倉庫が提供する倉庫管理システム(WMS)とDD PlusのシステムAPI連携を実施。従来は手動で行っていた伝票発行プロセスを自動化した。伝票発行の作業工数削減による省力化とヒューマンエラーの防止につながると見込む。作業時間短縮によるトラックドライバーの待機時間抑制の効果も見込んでいる。
愛宕倉庫が取り扱う他の荷主とも協調し、伝票発行業務の標準化を進めることを視野に入れている。さらに、パレット受け払いのワンストップ化 伝票データとパレット情報をセットで取り扱うことによる入荷手続きと同時にパレットの受け払いも完了できる運用体制の構築を目指す。
加えて、将来は紙伝票そのものをなくす完全電子化に移行し、他社システムとの連携・出荷データ(ASN)などを活用した検品レス体制の構築を視野に入れている。

(藤原秀行)※いずれも4社提供









