安田不動産、千葉・習志野で自社初のボックス型冷凍・冷蔵物流施設が竣工

安田不動産、千葉・習志野で自社初のボックス型冷凍・冷蔵物流施設が竣工

ブランドは「LOGION」に決定

安田不動産は12月23日、千葉県習志野市で開発を進めてきた自社初のボックス型冷凍・冷蔵物流施設「LOGION(ロジオン)習志野」が竣工したと発表した。

地上4階建て、延床面積は8093㎡。大阪を地盤とする物流企業の北部市場運送(大阪府茨木市)が1棟借りする。



東関東自動車道の谷津船橋ICから約1km。首都圏や東日本の広域をカバーできる立地とみている。

一部区画には+5℃~-25℃の範囲で温度調節が可能なチルド・フローズン対応の冷凍・冷蔵設備を導入。庫内は梁下有効天井高で5.5m、床荷重は1.5t/㎡と標準的なスペックを確保している。

冷却設備は100%自然冷媒を活用した冷却システムを採用。屋上に太陽光パネルを設置し、生み出した電力は施設内で自家消費可能にしている。

安田不動産はまた、今後自社開発する物流施設のブランド名称を「LOGION」に設定したと発表した。第1弾が今回の習志野の案件。“Logistics is on.(物流は動き続ける)”から名付けているという。ロゴマークには斜線を用いて、物流のスピーディーな動きを象徴的に表した。

所在地 千葉県習志野市茜浜一丁目4番1(住居表示)
敷地面積 3,961.40㎡(1,198.32坪)
延床面積 8,093.69㎡(2,448.34坪)
構造規模 鉄骨造地上4階
事業主 安田不動産株式会社
設計・施工 五洋建設株式会社
竣工 2025年12月
賃貸契約開始 2026年2月

(藤原秀行)※いずれも安田不動産提供

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