人材育成から定着サポートまで一貫対応
総合人材サービスを提供するキャムコムグループで倉庫運営や物流向け作業請負・派遣などを展開しているロジテックは12月25日、実践型物流教育プラットフォーム「ロジカレ」で提供している「フォークリフト技能向上研修」を、フォークリフト実務の未経験者2人を対象に実施、修了後に現場で実務を開始したと発表した。
ロジテック新習志野倉庫(千葉県習志野市)で約1週間の研修を行った後、埼玉県の物流現場とロジテック江東倉庫(東京都江東区新砂)でそれぞれ業務に就いた。現在は入出庫時のパレット搬送や棚入れなど、フォークリフトを活用した現場作業を担っているという。

走行研修の様子(ロジテック新習志野倉庫)


ラック格納研修の様子(ロジテック新習志野倉庫)
「フォークリフト技能向上研修」は実践型訓練にすることを重視しており、最短2日間で実務レベルを習得できるプログラムで構成。安全教育から運用マニュアルに沿った技能習得、配属後の定着支援までを切れ目なくつなぐことで、物流現場で求められる「安全・確実・標準化された動き」の定着を図る。
研修は安全行動の基礎習得からスタートし、その後は運転・荷役作業の基礎動作について、停止状態での確認に重点を置いて反復する実技訓練に移行し、最終的に配属先でのOJTに接続する。スキルチェックシートや評価表(評価軸:技能・スピード・内面)、フィードバックシートなどを活用し、客観的な評価と到達度判定を行っている。
配属後も継続的なフォローを実施し、教育段階で形成された安全行動の定着を図り、稼働品質の安定化と離職防止を狙っている。

ロジカレのイメージ
(藤原秀行)※いずれもロジテック提供










