中国の輸出管理強化に対応、レアアースの安定確保など議論か
片山さつき財務相は1月9日、閣議後の記者会見で、米国で重要鉱物の供給網安定化を議論する財務相会合に参加するため、1月11~14日に米国を訪問すると発表した。
会合は米財務省が主催し、主要国の財務相が参加してレアアース(希土類)の安定確保策などを議論するとみられる。
高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁に中国政府が激しく反発、1月6日に民生用と軍事用のいずれにも使える物資「軍民両用品」(デュアルユース)の日本向け輸出の管理を同日強化したと発表していた。規制強化の対象にレアアースが含まれるのではないかと日本の産業界で懸念が広がっている。
片山財務相は会合で、中国政府の軍民両用品の日本向け輸出管理強化の動きについて「民生品を含む幅広い品目が対象となり得ること、それから再輸出規制の導入を言っているので第三国の輸出にも影響が生じてグローバルなサプライチェーンに影響をもたらし得ることから非常に遺憾であると考えている」と説明。
財務相会合でも中国に強く抗議したことなどを参加者に広く説明、理解を得ることを目指す考えを示した。
(藤原秀行)











