屋根改修で倉庫内マイナス4度を実現、賃貸施設もOKの遮熱工法が登場[PR]

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既設屋根向け遮熱工法の新・最適解
稼働を止めない短工期設置と高耐久性

元旦ビューティ工業株式会社

金属屋根製品や太陽光発電システムの製造販売などを手掛ける元旦ビューティ工業が開発し、2024年11月に発売した既設屋根向けの遮熱工法「元旦エコパネルシステム」。大がかりな足場設置が不要で短工期の施工が可能な上、高い耐久性と遮熱効果が維持できる画期的な工法として、物流センターや自動車工場などで導入が進む。酷暑を記録した25年には6物件の導入を実施した。(本誌編集部)


元旦エコパネルシステムの施工事例

夏場の作業環境改善に対応

金属屋根メーカーの元旦ビューティ工業は、小中学校の体育館から工場、スポーツアリーナに至るまで、建物の用途や規模を問わず、屋根・壁に求められる多様なニーズに応える製品を提供してきた。屋根・壁の下地材においては、断熱材と空気層を組み合わせることで熱の流出入を抑える「外断熱工法」にも長年取り組んでいる。

近年、既存建物における酷暑対策の重要性が急速に高まっている。夏場の気温上昇が引き起こす過酷な作業環境は、企業にとって改善すべき課題である一方、空調設備だけでは温度上昇を抑えきれないといったケースが増加。数ある酷暑対策の中で、〝屋根から熱を入れない〟取り組みが有効手段の一つとして注目されている。

こうした潮流を受ける形で、元旦ビューティ工業が開発した既設屋根向けの新たな遮熱工法が「元旦エコパネルシステム」だ。

工場・倉庫の屋根に多く使われている山谷形状の「折板屋根」は、断面強度などに優れる一方、平面状の屋根よりも日光による受熱面積が大きく、風の当たりにくい谷状の部分に熱がこもりやすい特性がある。元旦エコパネルは平滑葺き金属屋根「マッタラールーフ(※)」を使って屋根表面をフラット化することで、受熱面を減らすとともに通風時の冷却性を高める効果を見込む(図1)。

※40年以上の実績があり、これまで多くの大規模建築に採用されている同社オリジナルの金属屋根。


図1 一般的な折板屋根の構造(左)と元旦エコパネルシステム(右)

遮熱性能だけでなく高い耐久性能も誇る。元旦エコパネルは耐久性と耐熱性、防食作用を併せ持つガルバリウム鋼板製の「マッタラールーフ」と、熱伝導率が極めて小さい不燃材ポリイソシアヌレートフォームをアルミクラフト紙面材で挟んだ厚さ50ミリメートルの高性能断熱材の組み合わせで構成される。同断熱材は熱や自重による体積変化がわずかで、経年による変形に伴う遮熱性能の低下がほぼ起きない。防湿性にも優れ、長期間にわたって安定した遮熱性能を維持できる(画像1)。

表面と裏面で温度差37度超

室内で赤外線ランプを使った社内実験では、元旦エコパネルの高い遮熱効果が確認された。

元旦エコパネルの表面温度を実際の夏場を想定した約70度まで上げ、パネル表面と折板屋根の裏面の温度を1時間間隔で6回ずつ計測したところ、パネル表面と折板屋根の裏面では、最小でも37.3度の温度差が得られ、高い遮熱効果が確認された。同社山梨第一工場の屋根裏面温度をサーモカメラで比較した調査でも、設置箇所と未設置箇所では歴然とした違いがみられた。

物流倉庫における庫内温度の抑制でも高い遮熱効果が確認できた。実際に元旦エコパネルを取り付けた倉庫側の協力を得て計測器を設置し、実測値を集計したところ、エコパネルを設置した室内と未設置の室内では、夏場で3~4度の気温差が生じた。担当者は「熱中症対策が義務化されたこともあり、お客さまからも『4度の差は大きい』と言ってもらえている」と手応えを語る(図2)。


図2 元旦エコパネルシステム設置前後の室温変化

設置に当たっても、既存屋根に対する負荷や従来業務への影響を最小限に抑えられるのが、元旦エコパネルシステムの特徴だ。

エコパネルと取付専用金具の総重量は、1平方メートル当たり7.7キログラムとごく軽量。取り付けに際しても、既存屋根には穴をあけず、もともと折板屋根の山部分にある接合部に専用金具で固定する工法をとる。この結果、建物への負荷が小さく構造強度面も保たれる。既存屋根を傷付けないため、原状回復が必要な賃貸施設でも導入が可能だ。屋根全面ではなく、必要範囲だけの施工もできる。

パネルが軽量のため、施工時も屋上への荷揚げ作業を迅速に行える。同社が独自開発した落下防止装置「バリヤネット78」を使用するため建物全面の仮設足場も不要で、庫内の稼働を妨げない施工体制をとることが可能だ。

これまで一般的とされた「二重折板断熱工法」を面積2千平方メートルの屋根に施した場合、足場設置を含めて約40日かかるとされる工期も、元旦エコパネルの設置では約20日まで短縮できる計算で、「仮設足場の費用と施工費の削減により、マッタラールーフやポリイソシアヌレートフォームといった高機能素材を使いながら、二重折板よりも2割のコストダウンになる」(担当者)という。


画像1 元旦エコパネルシステムの構造

25年の猛暑も受け、問い合わせや引き合いも増えている。すでに6カ所の施設などで施工されたほか、今後も複数カ所での採用が決まっている。担当者は「当製品は既存屋根を短工期かつ効果的に遮熱する画期的な工法だと自負している。遮熱対策に悩む数多くの既存施設で採用してもらえれば」と話している。

お問い合わせ先

元旦ビューティ工業株式会社
〒252-0804 神奈川県藤沢市湘南台1-1-21
TEL 0466-45-8771(代表) FAX 0466-45-3031 
URL https://www.gantan.co.jp/

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