危険運転を可視化、eラーニングの効果も評価
SBメディアホールディングス傘下でヘルスケア関連のシステム開発などを手掛けるリアライズ・イノベーションズ(東京都港区虎ノ門)は1月30日、セイノーラストワンマイルグループの地区宅便、ダイレクトメールの発送などを担う日祐(横浜市)の両社と組み、交通事故削減技術の実証実験(PoC)を始めると発表した。
スマートフォン対応の運転挙動解析ソリューション「Sentiance」(センティエンス)と交通安全教育用eラーニング教材を組み合わせ、ドライバーの運転挙動を定量的に計測・解析した上で、交通安全コンテンツの効果を客観的に評価し、効果的な安全運転支援策ができるかどうかを見極める。
近年、EC需要の増大により、軽貨物配送の荷物量が年々増加、ドライバーの安全リスクが懸念されているのに対応する。
Sentianceはスマホから得られるセンサーデータ(GPS、ジャイロセンサー、加速度計)を、機械学習により構築された予測モデルを用いて解析し、ドライバーの運転挙動解析を継続的に行えるようにする。
PoCは参加ドライバーの運転を、Sentianceのアプリをインストールしたスマホで継続的に運転挙動を取得。急加速、急減速、急操舵、速度超過、ながらスマホなどの危険運転を可視化する。
さらに、交通安全コンテンツの受講前後の運転挙動を比較することで、交通安全コンテンツが実際の運転にどれだけ効果を及ぼしたかを客観的に評価する。
運転挙動データを基にした納得感のあるドライバーへのフィードバックなど、感覚に頼らない安全運転支援策を検討する。
PoCで地区宅便、日祐は、実際の軽貨物配送現場を実証フィールドとして提供し、ドライバーへの安全運転教育の実施・運用を担当。現場での運行実態を踏まえた実務的な視点からフィードバックを手掛ける。
(藤原秀行)











